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- さくほ人座談会〈第4号〉 | koumi-sakuho
名誉とプライドをかけて戦う さくほプライドSAKUHO PRIDE 第4号(2018年12月発行) 後列左から/由井正巳会長、小林孝監督、高野英次事務局長、岡部豊久総監督 前列左から/笹崎慎一さん、古池伊吹さん、小林裕太さん、井上星弥さん 左 から/笹崎慎一さん、小林裕太さん、古池伊吹さん、井上星弥さん 駅伝メンバー“リレー”インタビュー 年末年始は駅伝シーズン。全国高校駅伝や箱根駅伝も、もちろん良いのですが、身近な駅伝チームにも注目です。来年春に長野市内の市町村がふるさとの名誉とプライドをかけて戦う「長野県市町村対抗駅伝」が行われますが、その一部のメンバーに集まってもらい、お話を聞きました。これを読んだら、選手がもっと身近な存在に。わがまち「佐久穂」を背負って走る駅伝チームを応援しましょう。 Q:みなさんの陸上の経歴は 古池伊吹さん(以下小池) 私は松本市出身で、県警佐久警察署八千穂駐在所に勤務しています。中学までは陸上をやっていましたが、高校時代はやっていなくて、就職してからまた“走り”出しました。きっかけはダイエットだったんですが(笑)。それから、町の方から「走ってるらしいじゃないか」と声が掛かって、いつの間にかこちら(駅伝)のメンバーになってました。 笹崎慎一さん(以下笹崎) 本格的な陸上は高校からです。小中学校のときは、野球、バスケなどやっていましたが、全国に名の知れた高校で走ってみたいと思い、佐久長聖高校に進学しました。2年の時には全国高校駅伝で3㎞の区間でしたが区間1位でした。日本大学では念願の箱根駅伝で、1度その舞台に立つことが叶いましたが、山登りの5区でこちらは最下位でした。その後は、地元に就職しましたが、市町村駅伝なので、こうやって走れる環境があるのがうれしいですね。なければやめていたかもしれません。 小林裕太さん(以下小林) 上田西高校の時から陸上を本格的に始めました。ぎりぎりの部員数でしたので、1年生の時から出場させてもらいました。3年の時は1区で2位に入ることができました。箱根にあこがれて大学に進学しましたが、國學院大學時代は、残念ながらメンバーには入ることができませんでした。 井上星弥さん(以下井上) 小学校5年からサッカーをやっているのですが、中学のマラソン大会で3位に入って、中2から市町村駅伝のメンバーに入れてもらっています。 Q:みなさんにとって駅伝の魅力とは 古池 普段一人で走っているので、仲間と走るのはすごく楽しいです。駅伝じゃないと味わえないですね。 笹崎 学生時代は勝負に徹していたけど今は自分の中で捉え方違ってきています。一人ではなくタスキをつなぐことによって、責任感も出てくる。そういった思いを持って走ることです。 小林 魅力を伝えるのは難しい。実際に走ってみないとわからないことも多いので。やったことない方にはぜひ、やってみてほしいです。 井上 一人一人が100%の力を出さないといけない。そこが魅力です。 Q:来年の長野市町村対抗駅伝に向けて今取り組んでいること、目標などは 古池 市民ランナーとして月2回ぐらいマラソン大会にでています。まずは3時間を切ることを目標にやっていますが、フルマラソンはスピードも必要なので、マラソンの練習が駅伝にも生きていて、タイムアップにつながると思います。 笹崎 ここ何年かは不甲斐ない走りになっているので、来年はしっかりと走りたい。そのためには時間をかけて練習するしかないですね。若いチームなので、流れが良くなれば勢いでいけると思うので、自分が流れを変えられるような走りをしたいです。 小林 市町村駅伝は特別な思い入れがあります。陸上をやろうと思うきっかけになった大会です。今年は不甲斐なかったので、来年は区間賞をとりたい。笹崎さんもとっているんで(笑)。 井上 ぼくも区間で良くないので、来年は最後なので、しっかり走って順位を伸ばしたいです。 古池 最後って言わなくていいんじゃない。進学しても(大会は)ゴールデンウイークだから帰ってくればいいから(笑) Q:普段はどこで練習を、走っていて好きな場所や景色は 古池 今日も(取材場所まで)走ってきました。通常は夜を中心に走っています。南は小海駅、北は臼田駅あたりまで。昼間走っていると、いつも靴下が派手なので目立つみたいで、町民の方にすぐばれるんです。(警察官という)仕事柄、地域の方に顔を覚えてもらうのはいいことなんですが。 笹崎 ほとんど走れていません。基本的に土日をメインに走っています。八千穂小・中学校出身なので、特に春、千曲川沿いの桜並木の辺りを走るのが気持ちいいですね。 小林 「元気が出る公園」の坂を上って一番上まで行くんですけど、駐車場からの景色を見下ろすと、最高に気持ちいい瞬間です。 井上 千曲病院の上の農道を走っています。アップダウンが激しいのですが、下りで浅間山がきれに見えます。 Q:佐久穂の代表として戦う意気込みを 古池 もともと佐久穂の住民ではありませんが、町に溶け込めるきっかけになったのが市町村駅伝です。佐久穂のためにがんばりたいです。 笹崎 佐久穂の学校には陸上部がなくて子どもが(競技で)走る機会がありません。こうやって駅伝を通して走る機会があるのはすばらしいことだと思っています。そして何より、選手だけで走れるわけではなく、監督をはじめ支えてくれるみなさんのおかげで走ることができるので、そういったことに感謝して走りたいです。 小林 私たちは皆さんに支えらえているので、走る側としては結果を出したい。以前の駅伝で、佐久穂町の名前をテレビで間違えられたので、佐久穂町の名前をもっと知ってもらえるよう、アピールできるように頑張りたいです。 ■参加者プロフィール 笹崎 慎一さん(29歳) 八千穂小・八千穂中 佐久穂町役場勤務 小林 裕太さん(22歳) 佐久西小・佐久中 上田情報ビジネス専門学校在学中 井上 星弥さん(17歳) 佐久西小・佐久中 野沢南高校在学中 古池 伊吹さん(33歳) 松本市出身 長野県警佐久警察署八千穂駐在所勤務 ※年齢、在校、勤務先等は発行時のものです。 佐久穂駅伝クラブは、昭和53年に開催されました長野国体当時の役員選手が28年ぶりに再会し発足されました。楽しく走れる仲間募集中です。連絡は事務局 高野(☏090-4464-4733)までお願いします。 3区 井上星弥君から4区 笹崎慎一君へ この後、笹崎君のスパートにより一気に上位へ 5区 古池伊吹君から6区 石垣美心さんへ 8区 小林裕太君からアンカー沖浦大地君へ
- Entry Analyst | koumi-sakuho
Entry アナリスト Job Description テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 業務内容 データ活用のための企画・基盤構築 データドリブンな意思決定や課題解決、クライアントとの折衝 マーケティング分析・ビッグデータ分析より戦略の立案、アクションプラン策定 コンテンツの反響分析 ソーシャル分析、リスティング分析、LPO、A/Bテスト チームの管理、及びマネジメント など 必須スキル ディレクションの実務経験 マーケティング分析経験 Google Analyticsの実務経験 ビッグデータ分析経験 求める人物像 大きな裁量を持って仕事がしたい方 数字を作ることにやりがいを感じられる方 変化の激しい環境のなかで挑戦したい方 主観に頼らず物事をロジカルに考え、最速で動ける方 どんな変化も前向きにとらえ、常にチャレンジしていきたい方 募集要項 雇用形態 勤務地 正社員 株式会社 X Factor本社 東京都新宿区西新宿 0-0-0 勤務時間 給与 昇給 賞与 休日休暇 10:00~19:00(労働時間:8時間、休憩時間:1時間) 月給30万円~(固定残業代含む) 年2回(4月、10月) 年2回(6月、2月) 完全週休2日制(土日) 祝祭日 年末年始休暇(5日) 夏季休暇(5日) 有給休暇(初年度10日) 慶弔休暇 産前産後休暇 待遇・福利厚生・社内制度 各種社会保険(雇用・労災・健康・厚生年金) 確定拠出年金 メンター制度 各種資格取得支援制度 新任管理職研修 Entry Form エントリー テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 名前 フリガナ 生年月日 * required 性別 * 男性 女性 未回答 電話番号 メールアドレス 郵便番号 住所 志望動機 ご質問・メッセージ 個人情報保護方針に同意する。 個人情報保護方針はこちら エントリーする 提出していただきありがとうございます!
- お問合せ | koumi-sakuho
お問合せ Job Description 募集要項 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 応募資格 4年制大学または大学院を卒業・修了見込みであり、就業経験のないこと。 募集人数 10人 初任給 大学・大学院了:270,000円 昇給・賞与 昇給 年2回(4月・10月) 賞与 年2回(6月・12月) 諸手当 交通費全額支給・役職手当・出張手当 休日休暇 完全週休2日制(土日) 祝祭日 年末年始休暇(5日) 夏季休暇(5日) 有給休暇(初年度10日) 慶弔休暇 産前産後休暇 待遇・福利厚生・社内制度 各種社会保険(雇用・労災・健康・厚生年金) 確定拠出年金 内定者研修 メンター制度 各種資格取得支援制度 新任管理職研修 勤務地/勤務時間 勤務地:東京 勤務時間:10:00~19:00 Application Flow 採用フロー Step 01 エントリー Step 02 説明会参加 Step 03 エントリーシート 提出 Step 04 1次面接 Step 05 2次面接 Step 06 最終面接 ⇒ 内々定 Entry Form エントリー テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 姓 名 生年月日 * required 性別 * 男性 女性 未回答 電話番号 メールアドレス 郵便番号 住所 学校名 ご質問・メッセージ 個人情報保護方針に同意する。 個人情報保護方針はこちら エントリーする 提出していただきありがとうございます!
- このマチで働く | koumi-sakuho
About Us 私たちの想いと目指す未来。 Vision 私たちについて ビッグデータ x AIの力で、 マーケティング業界に 革命を起こす。 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 Message 代表メッセージ テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 Our Business わたしたちの事業 デジタルマーケティング事業 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 ソリューション事業 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。 オウンドメディア事業 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントなど、テキストのスタイルを変更することもできます。ホームページを紹介したり、自己紹介テキストを入力しましょう。
- われら、さくほ人〈第7号〉 | koumi-sakuho
われらさくほ人 この地に生まれ、プロとしてこの地で輝く者達の深掘りストーリー! ※この座談会は、さくほ通信1号(2017年)から8号(2020年)の紙面に掲載した内容の再掲で、年齢等は掲載時のままです。 診療所の医師として 日々奮闘中 第7号(2020年7 月発行) 南牧村診療所 所長 小林 和之さん [佐久中央小・佐久中卒 31歳] 人と地域とつながる総合診療の道へ 佐久総合病院総合診療科の医師として南牧村に赴任して2年目。「南牧村出張診療所」と「野辺山へき地診療所」、一人で2つの村立診療所を掛け持ちし、診療・往診をしている。 小林さんが医師を目指したきっかけは、看護師をしていたお母さんの影響だった。はじめは小児科や産婦人科といった医師不足の分野を目指したが、研修を重ねるうちに、地域とのつながりを大切にし人そのものを診る総合診療に興味を持つようになった。残念なが ら、最初に小林さんに道を示してくれたお母さんは2年前に他界。だが、佐久総合病院小海分院で親子一緒に働いた時期もあり、医療人としての思いは小林さんにしっかり受け継がれている。 医療をもっと身近に 住む地域や社会的理由で医療が届きにくい人たちがいる。そんな場合でも平等に医療を行き渡らせられるのが診療所の機能だ。だからこそ小林さんは、住民の生活に寄り添って楽しみながら診療する。患者さんに畑の作り方を教わったり、地元のイベントでプースを出したり、『診療所だより』を発行したり、身近に感じてもらう工夫も欠かさない。県下で初の新型コロナウイルス感染者が確認された南牧村。コロナ禍では、紙芝居を作成し、見えないウイルスに不安を抱えている住民に向け、正しい対処法を広めた。 自然の中で思い切り遊んだ少年時代 自然豊かな佐久穂町。幼い頃は近所の子どもたちと田んぼでカエルをとったり、雪の上を踏み荒らしたり、釣りを教わったり、とにかく外でたくさん遊んだという小林さん。「凍った坂を勢いよく滑り降りて他所の家のガラスを割ってしまって謝って許してもらって。佐久穂の人はあたたかいです(笑)」と、やんちゃなエピソードも明かす。「少年野球もやっていたけど、自分たちの学年は弱くて…でもそれもいい思い出ですね。小学校では金管クラプに所属してトロンボーンをやっていました。今でも佐久総合病院の吹奏楽団に所属していて「トロンポーンの先生」なんて呼ばれたりします。先生たちも個性的で面白くて楽しい少年時代でした。 若い皆さんへ 佐久穂中学校の最初の卒業生が成人を迎えるとのこと。20歳前後のころ、 自分は信州大学に進学しアパートで独り暮らしをしていました。3カ月に 一度くらいは佐久穂に帰って来て、地元にいる同級生と集まって近況を話したり、夜通しゲームをしたりと子どもの時の遊びの延長のようなことをしていたのを覚えています。 若い皆さんの未来は明るいです。 無駄なことは何一つありません。失敗すること、うまくいかないこと、自分にもありましたが、地元の仲間や先生、 コーチの言葉や存在が支えになりました。 皆さんには佐久穂という帰る場所があります。安心して何にでも挑戦してください。 ※年齢、肩書等は発行時のものです。
- さくほ人座談会〈第2号〉 | koumi-sakuho
さくほを語ろう さくほ子育てママたちの、ランチ同窓会♪ 第4号(2017年12月発行) まちのごはん屋さん キッチンえみゅーにて 左から/井出和季子さん、倉澤麻美さん、星野成美さん Q:佐久穂町(旧八千穂村)出身のみなさんですが、お気に入りの場所は? 星野 のどかな田んぼ道が好きです。車も少なく、おじいちゃんおばあちゃんが声をかけてくれるので、散歩がとても楽しいです。 倉澤 佐久穂の自然が好きです。特に、秋の八千穂高原は本当にきれいですね。 井出 八千穂小学校の向かい側の堤防の道が好きです。桜が咲く季節はとてもきれいな場所です。 Q:おいしいと思うものは? 全員 プルーンがおいしい。(シーズンは)毎日食べてます。子どもたちも大好きで食べまくっています。リンゴも野菜も、佐久穂産はおいしいです。 星野 水道をひねればおいしい水がでてくるのは佐久穂では当たり前ですが、県外に住んでいた学生時代、水を飲もうという気になりませんでした。おいしさも冷たさもぜんぜん違いますね。 Q:子育てについてどう思う? 井出 保育料が2人目は半額、3人目無料は助かります。 星野 出産祝金もありがたかったです。 井出 2人目までは5万円、3人目は10万円いただきました。 倉澤 児童館があるので安心です。小中一貫校ができたこともよかった。学校体験で行ったとき、中学生のおにいちゃんがとても優しくしてくれました。きれいな校舎なので、通わせるのが楽しみです。 Q:佐久穂町にあるといいな、と思うものは? 全員 子どものちょっとしたオモチャや小物、肌着や靴下を売っているお店があるといいな、と思います。佐久平や岩村田方面まで買い物に行かないと、なかなか必要な物が揃いません。 Q:変わらないでほしいことと、今後の要望は? 倉澤 佐久穂の自然はずっと変わらず残してほしいです。高速道路ができて景観が変わってしまったのは少し切なかったですね。 星野 町に明るさがほしいです。街頭がない場所は夜道が少し怖いですね。 井出 子どもの防犯に力を入れてください。小学校が遠くなってしまったので、登下校が心配です。 全員 旧八千穂村に小学校、中学校がなくなり、八千穂感が薄くなっていくことは寂しいです。旧八千穂にも、元気な子どもたちの声を残していきたいです。これまで通り、子育て制度はなくさないでください。 Q では最後に、佐久穂町の魅力をひとことどうぞ 星野 家を建てたときに知り合いがいなくて不安でしたが、「来てくれてありがとう」とみんなが優しく迎え入れてくれた。佐久穂は、子どもを温かく迎えいれてくれる場所。それを多くの人に知ってほしい。 倉澤 保健師さん主催の「子育てランド」や、「あそびの広場」、午前中の児童館など、小さな子どもを連れて行かれる場所がたくさんある。それがとてもありがたい。 井出 自然が豊かで、子どもと一緒にお散歩するのが気持ちいい。子育ての悩みなど保健師さんが相談に乗ってくれるので、安心して子育てを楽しめます。 生まれ育った場所で、安心して生き生きと子育てを楽しんでいる星野さん、倉澤さん、井出さん。佐久穂町の人の温かさ、自然の豊かさ、地元愛などが伝わってきました。 ■参加者プロフィール 3人とも八千穂小・八千穂中卒 星野成美さん (旧姓/内藤)30歳 倉澤麻美さん (旧姓/依田)32歳 井出和希子さん (旧姓/須田)31歳 ※年齢は発行時のものです。
- このマチで同窓会 | koumi-sakuho
同窓会にピッタリな「このマチのお店」 町内の飲食店や宿泊施設で同窓会をしませんか? 小海町 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 オフィスまでのアクセス テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもでき ます。 オフィスの様子 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 休憩スペース テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 各種ドリンク飲み放題 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 佐久穂町 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 串カツ 真 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 新任管理職研修 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 各種資格取得支援制度 テキストの例です。ここをクリックして「テキストを編集」を選択するか、ここをダブルクリックしてテキストを編集してください。文字の色やフォントを変更することもできます。 Company Data 企業データ 従業員数 45 人 平均年齢 34 歳 有給取得率 90 % 平均在籍年数 10 年 Gallery ギャラリー
- 株式会社Vitalize | koumi-sakuho
★ メンバーが楽しく幸せな会社で日本の地方を元気に! 株式会社Vitalize 長野県は東信地域の小さな町である小海町に、元気な若手が集まる会社があります。東京に本社がある株式会社Vitalize(ヴァイタライズ)の小海支社です。IT企業でありながら地域の活性化のためにできることを日々模索し、イワナ、ニジマス、チョウザメの養殖といったITとは畑違いの事業にも果敢に取り組む姿が注目を集めています。 そんなユニークなVitalizeはどんな会社なのか? なぜ小海町に支社ができ、そこに元気な若手が集まるのか? 湧き上がる疑問を解明すべく、代表取締役COO(最高執行責任者)兼小海支社長の濱野史明さんと、名古屋から移住し入社した廣田朋也さんにお話を伺いました。 みんなのために、何でも頑張る会社 自分たちは何の会社だと認識していますか? ——そんな問いに対する廣田さんの答えは、「みんなのために、何でも頑張るIT企業」というものでした。稼ぎのほとんどはシステム開発によるものなので、軸はIT。でも、自分たちだけ儲かれば良いのではなく、社会の問題に対してできることを何でもやっていく、そんな会社なのだと説明してくれました。 廣田さんの言葉に頷きつつ、濱野さんは「地方に来てみて、ITで直接解決できる社会問題ってそんなにないと気づいた」と語ります。 「後継者不足であったり、公共交通機関の不足であったり、この南佐久地域にも少子高齢化の影響による問題が山ほどあります。その中にはIT以外で解決すべき課題がめちゃくちゃ多くて、それを放っておいたら地域は衰退していってしまう。衰退を食い止めるために僕らがひとつでもできることがあったらいいし、僕らがそうやって動く姿を見て、『なんか、この地域いいかも』と思ってもらえたらいい、というのが自分たちの考え方です。だから、廣田が言った『みんなのために、何でも頑張る』というのは、本当にその通りですね」(濱野さん) 左から廣田さん、濱野さん Vitalizeを創業した道畑健輔さんは、「本気で日本を良くしたい。世の中にインパクトを与えられる集団を作りたい」という思いで起業したと語っており、「日本を活性化する」という会社のミッションにも、「活力を与える・活性化する」という意味を持つ社名にも、その思いがこめられています(参考:株式会社Vitalize ブログ「祝!100名達成!~社長と創業メンバーに振り返ってもらった!Vitalizeのこれまでとこれから~ 」)。 他のIT企業でも、「社会を良くする」といった理念を掲げる会社は少なくありません。しかし、それはあくまで「ITを通じて社会を良くする」という意味でしょう。Vitalizeの場合、ITが得意だけれど、それはひとつの手段でしかない。ITにこだわらずにできることをやっていこうという姿勢が非常にユニークです。 その地域にめちゃくちゃ思い入れのある人が支社長に Vitalizeは日本の各地に支社を増やしてそれぞれの地域を元気にしていこうという方針で、現在は東京本社の他に7つの支社と2つの支店があります。 濱野さんによると、各支社長を務めるのは「その地域にめちゃくちゃ思い入れのある人」。そういう人であれば、途中で投げ出してその地域を撤退するようなことはないと見込んでのことだそうです。 もちろん濱野さんも、強い思いがあって小海支社を立ち上げました。 前職の大手小売業の会社に勤めているときに佐久市の店舗に配属された濱野さんは、長野県の人たちの優しさと青い空、山々の景色の美しさに感動し、長野県の中でも特に東信地域に愛着をもちました。そして、いつかはここに住みたいという希望を叶えるべく、「ITエンジニアならどこにいてもリモートワークで働ける」と独学で勉強し、転職先を探したのです。 しかし、ずっとシステム開発だけをやる仕事には興味を持てません。なかなか良いと思える会社に巡り会えないまま、東京で行われるエンジニアの交流会などに顔を出しては「こういうことをやりたい」という話をして回りました。すると、ある人が「Vitalizeっていう会社が合いそうだ」と教えてくれたのでした。 Vitalizeなら良さそうだと感じた濱野さんは早速求人に応募し、採用面接の段階から「長野に支社をつくりたい」とアピールをしたそうです。 「ITのスキルについては、大体のスキルレベルが分かるような成果物を持っていったのでそれでOKという感じで、残りの時間は地域の社会問題を解決するにはどうしたらいいかについて、ひたすら喋っていました(笑)」(濱野さん) 熱い思いを伝えてめでたく採用された濱野さんは、入社して2ヶ月くらい経つとさっそく支社を立ち上げる場所を探し始めました。佐久市と周辺の市町村の行政に訪問し、「企業誘致をしていませんか?」と聞いて回ったのです。 「その中で一番、役場の担当者の方と馬が合うと感じたのが小海町でした。立科町の方にも同じように魅力を感じたのですが、すでにIT系の企業向けのワーケーションのプランなんかにも力を入れていて、今から僕らが行ってもな……という感じもあったんです。一方、小海町はまだまだ未着手で、僕にとってはそれが良かったんです。フィールドとしてこっちの方が楽しそうだ、と思いました」(濱野さん) こうして2020年3月、人口約4,000人の高原の町にVitalizeの新たな支社ができることになったのでした。 小海駅からほど近いショッピングセンター嶋屋とヤマザキデイリーストアの2階に小海支社のオフィスがある 養殖がおしゃべりの輪に入るきっかけに 小海支社の設立から5年近く経った今、濱野さんは小海町について「良くも悪くもとても人間臭い町で、僕はそこがすごく面白いし、大好きです」と語ります。 「人間臭い」というのはつまり、人と人との距離がとても近いということ。 「僕の実家がある大阪と比べてもご近所づきあいの深さが全然違います。会えば必ず挨拶しますし、僕が相手の名前を知らなくても、相手は僕のことを知っているケースがすごく多いんですよ。みんなの距離が近いし、皆さんいつもおしゃべりしているんですよね。例えば地区の集会所の掃除があるときなんかも、掃除が終わったら必ず井戸端会議が始まります。新しく来た僕のことなんかは瞬く間に伝わっていくんでしょうね。それが面白いなと」(濱野さん) 最初は一方的に噂される存在だった濱野さんやVitalizeの皆さんですが、しばらく経つと自分たちもおしゃべりの仲間に入れるようになりました。それには「養殖をやっている人たち」と認識されたことが大きかったそうです。 「このあたりの会社は土木、建設、製造業なんかが多くて、IT企業というのが何をやっているか良くわからないんだと思います。でも、養殖ならイメージしやすいみたいで。『最近、魚はどう?』みたいな感じで話しかけてもらえるようになりました」(濱野さん) チョウザメの養殖を見学に来た南相木小学校の1年生たち 3年で判断できない地域の仕事 小海支社のアイデンティティともなっている養殖の事業は、支社立ち上げからわずか2〜3ヶ月で始まりました。 「当時、海で魚を養殖することによる海洋汚染が社会問題になっていて、陸上での養殖が注目されていたんですよ。僕は、小海なら山が近いし湧き水で養殖ができるんじゃないかと思って、『湧き水ありますか?』って役場に聞いてみたんです。そうしたら湧き水だけじゃなくて生け簀もあると。『ぜひ見せてください』と行ってみたら、長年使われていない養殖場があったんです。すぐに養殖を始めることになりました」(濱野さん) 立ち上げはとてもスピーディだった養殖事業ですが、結果が出るまでには時間がかかります。この地域の環境ではイワナが育つのに1年半、チョウザメだと10年ほどかかるそう。 幸いイワナは出荷できるまでに育ち、2023年7月には小海町の直売所「プチマルシェこうみ」で「イワナフライ定食」、「イワナフライカレー」、「イワナ&野菜天ぷら丼」といった新メニューが登場しました。それ以外にもイベントで塩焼きを売ったりしていますが、より販路を拡大しようと苦心しているところです。 「信州小諸ふーどまつり」に小海町のブースのひとつとして出店し、イワナの塩焼きを販売したときの様 子 一般的に、新規事業に関しては3年目あたりでの単年度黒字化や、その後の成長見通しなどで継続の可否を判断する会社が多いでしょう。しかし濱野さんは、この地域の活性化を目指す事業はもっと長い目で見る必要を感じています。 「小海での取り組みについては、3年で判断するのは短いと実感しています。地域でこれまでに続いてきたやり方を変えようとするとやっぱり抵抗もありますし、僕らがこの地域で信頼を得るのにも時間がかかります。養殖もそれ以外の取り組みも、3年くらいやってやっと芽が出てきているような状況で、バリューを発揮するにはもっと時間がかかるでしょう。だから、この事業を続けるべきかどうかという評価をするには、倍くらいの時間が必要だと思うんです」(濱野さん) やりきる覚悟があれば一度はやってみる 養殖が事業として成功するかどうかはまだ分からないものの、濱野さんや支社の皆さんはすでにたくさんのものを得ているようです。 「やってみると、すごく面白いんですよね。その面白さって色々あるんですけど、一番は自分の価値観が変わったことです。特に食に対する気持ちの変化が大きいです。スーパーで売られている野菜なんかを見ても、ものすごく感謝の気持ちが湧くんですよ。今なんかキャベツの値段がものすごく上がってますけど、そういうのを見ても『そうだよね』と思えるようになって。自分の視野が広がってすごく良い人生を送れているな、と思っています」(濱野さん) 小海支社が地域貢献のために手掛けていることは、今のところ主に3つです。ひとつは養殖で、もうひとつが地元の小海小学校でのプログラミング授業のサポート。2020年度から小学校でプログラミングの授業が必修になり1人1台のPCも配布されていますが、教員のスキル不足もあってあまり活用されていない状況がありました。それを知った1人の社員の発案で、小海支社のメンバーが小学生に教えたり、先生にそのノウハウを伝えたりしているのです。 もうひとつは「南佐久みらい会議」です。これは地域のために活動している様々な人たちを集め、自分たちの未来を自分たちで切り拓いていく機運をつくっていくためのイベント。小海支社と地域の有識者が共同で企画運営しています。 この他にも、地域の人たちから「こんなことを考えているんだけど、どう思う?」とか「ちょっと相談に乗ってほしい」といった声がかかり、地域を良くしていきたい人たちに頼られる機会が増えてきています。 地域と交わる機会が増えれば、小海支社のメンバーが新たな事業のタネを見つけてくることも増えるでしょう。濱野さんは「本人にやりきる覚悟があれば、一度はやってみる。トライアンドエラーが大事。踏み出してみると他に着想が広がることだってあり得るので、100万円程度の損失であれば、失敗しても全然オッケーです」と請け合いました。 相談できる人間関係が入社の決め手に 立ち上げ時は濱野さんも含めて5人だった小海支社ですが、取材時点では9人、3月には10人のチームになります。この地域で暮らしたいという希望を叶えながら働ける場所としてVitalizeを選んだ人もいれば、小海支社が取り組んでいることやチームの雰囲気に魅力を感じて入社する人もいるそうです。 小海支社に限らずVitalizeには異業種からの転職者が多く、社員のスキルも多種多様。濱野さんは「何か知りたいことや問題があったとき、社内のSlackに呼びかければ大体誰かが解決できる」と笑います。 廣田さんも異業種からの転職組です。以前は名古屋で高校の英語の教員をしていましたが、まだ1〜2年目の慣れない時期に山のようなタスクをこなそうとした結果、調子を崩して休職。その間に次のキャリアを考えてプログラミングスクールに通い、そこでVitalizeを紹介されたことが入社のきっかけになりました。 Vitalizeを選んだ一番の理由について、廣田さんは「人間関係の良さ」を挙げました。 「実は、自分が休職することになったのは、職場で相談ができなかったからなんですよね。言っても変わらないだろうと、諦めちゃっていたんです。ですから、次に就職するときは人間関係でストレスのない会社であることが絶対の条件でした。Vitalizeはとにかく人間関係が良い、ちょっと言いづらいことでも話せるし、困ったら相談できると、同じプログラミングスクール出身の先輩からも採用担当の方からも聞いて、すごく良さそうだと思いました」(廣田さん) 名古屋から移住し、Vitalizeに入社して1年半ほど経ちますが、廣田さんは仕事も生活もとても楽しんでいるようです。もうすぐ婚約者も合流し、小海町に隣接する北相木村で新生活を始めるのだと、幸せそうな笑顔を見せてくれました。 相互理解と公私混同のコミュニケーションを積極的に 人が会社を辞める理由として、多くの調査でランキング上位に入るのが「人間関係」です。しかしVitalizeでは、小海支社を筆頭に全社的に人間関係が良いのだそう。その秘訣は何でしょうか? この問いに対し、濱野さんはVitalizeの行動指針を挙げました。 「“率先垂範”と“利他貢献”という行動指針があって、それを採用の段階でも結構見ています。率先垂範の方は、誰よりも先に手を挙げて行動するといった意味ですが、これは『できるようになろうね』という目標であって、人によってそのレベルは色々です。でも、利他貢献に関しては必ずその姿勢がある人を採用するようにしているんです」 濱野さんによれば、利他貢献を実現する一番のベースは『他人を知りにいく』こと。仕事を円滑にするためにも相互理解が必要なので、コミュニケーションを取って互いを知ることの大切さは社内でも折りに触れ伝えられているといいます。 さらにVitalizeを特徴づけるのは、「公私混同のコミュニケーション」です。お互いにプライベートなこともどんどん話すし、Slack上でも投稿するのだそう。Slackは小海支社だけでなく120人以上いる全社員が見られるので、全く違う支社のメンバーもそれにコメントをしたりとかなり盛り上がっているのだとか。 このように、普段からなんでもオープンにできる関係性づくりと、もともと他者に対して貢献したいという気持ちのある人たちが集まっていることが相まって、困ったときには躊躇せず相談できる職場が実現しているのでしょう。 色々なことを柔軟に楽しめる人に来てほしい 採用の際、率先垂範と利他貢献の姿勢の他にはどんなことを重視しているのでしょうか。 「ITスキルは後からでも付けられるので、素直さが重要ですね。人からのフィードバックを素直に受け止められる方が成長できますから。また、小海支社ということでいうと、なかなか辺鄙(へんぴ)な場所ではあるので、ここに馴染めそうかどうかという視点で色々見ています。その中でも一番大きいのは、既存のメンバーと馴染むかということですね。その人がこのオフィスにいる様子がイメージできたら、ほぼ内定です(笑)」(濱野さん) 馴染めそうな人の例として、濱野さんは色々なことを柔軟に楽しめる人を挙げました。 「実はこのインタビューが始まる直前まで、みんなで魚を捌いてました。明後日のイベントでイワナの塩焼きを売るので、その準備なんですけど。PCに向かって業務をしていても、今からやるか! と楽しく魚を捌いたりできる、具体的に言うとそういう人だったら馴染めると思います。そこで一人でもネガティブな反応をする人がいると、全体が楽しくなくなってしまいますよね。すごく忙しいときなんかは別ですが、基本的にはなんでも楽しんでできる人かどうかを、重視しています」(濱野さん) なお、小海支社の女性メンバーは今のところひとりです(3月に2人目の女性が入社予定)。しかし、唯一の女性である岡本ひなのさんは、それが気になることは特になく「居心地がいい」と話してくれました。濱野さんも、今のメンバーに馴染めそうで前向きに楽しめそうな人なら、性別にはこだわらないとのことです。 小海町の冬の風物詩「氷上トライアスロン」に出場したひなさんと廣田さん もうひとつ、濱野さんが採用の際に大事にしているのは、濱野さん自身がその人に愛情を注げるか、ということだそう。 Vitalizeは出勤時間が柔軟で、必要に応じてリモートワークも可能ですが、基本的にはオフィスに出勤してみんなで仕事をすることを重視しています。これについても、メンバーには健やかで幸せでいてほしいという濱野さんの思いがあります。 「リモートワークが増えてメンタルヘルスの問題を抱える人が増えていると思うんです。それは人間というのが本質的には群れる生き物だからじゃないでしょうか。ずっと自宅で仕事だけしていると、陽の光を浴びることもないでしょう。そんな人間らしからぬ過ごし方をしていたら、病むのも当然だと思うんです。メンバーにはそうなってほしくないし、人間関係が充実していれば仕事も人生も楽しくなりますよね」(濱野さん) 「Vitalizeが来る!」とワクワクしてもらえる存在になりたい 出社して仕事をすることを基本としているものの、Vitalizeは全国各地にある他の拠点で仕事をすることも可能です。仕事をしながら旅行を楽しむ”ワーケーション”のような感じで、宮崎支社に3週間くらい滞在する人もいるそうです。 廣田さんは、各地から小海支社を訪れるメンバーがいることで、この地域の良さをより満喫できていると話してくれました。 「この前は和歌山支社のメンバーがこっちに来て、1泊2日で上高地から涸沢(からさわ)まで歩きました。なかなか土日の休みにそこまで行こうとは思わないですが、和歌山からわざわざ来てくれたからこそ行ってみようという話になり、行ってみたら本当に景色が綺麗で良かったです。他にも、来てくれたメンバーと養殖の作業をした後にバーベキューをしたりして、本当に楽しいですよ」(廣田さん) 各支社がそれぞれに地方創生の事業に取り組むことで、経験やノウハウの蓄積も進みます。異なる支社のメンバー同士が交流することには、蓄積された知見が自然に共有されていく効果もあるのでしょう。 濱野さんはこれをVitalizeの強みと捉え、日本の地方におけるVitalizeの存在感を増していきたいという目標を語りました。 「ゆくゆくは、どこかの地域に支社をつくる時に、そこの自治体の方が『Vitalizeがここに来る!』と喜んだりワクワクしてもらえるような存在になりたいんです。そのためにも、各支社で地域を元気にする実績をつくっていきたいですね」(濱野さん) VitalizeではCOOの濱野さん以外の役員も、東京の本社だけでなく地域の拠点にそれぞれ散らばっているのだそう。各地で地域密着の活動をすることと全社の経営をすること、その両方を同時にやることで新しい発想が生まれてきそうで、今後のVitalizeの動きが楽しみです。 なお、Vitalizeでは頻繁にブログが更新されており、各支社のユニークな活動やメンバーの皆さんの個性や関係性を垣間見ることができます。気になった方はぜひチェックしてみてください。 ・株式会社Vitalize ブログ https://www.vitalize.co.jp/blogs ・株式会社Vitalize 小海支社 https://koumi.vitalize.co.jp/ 文:やつづかえり
- こうみ・さくほ通信note | koumi-sakuho
こうみ・さくほ通信note 「こうみ・さくほ通信note」は長野県東部の佐久穂町で起きている出来事を魅力的に発信したい人たちのグループとして始まった「さくほ通信club」を発展させ、2024年からスタートしました。両町の魅力やそれを楽しむイベントを開催しnoteにて様子をお届けしています。 to note
- さくほ人座談会〈第3号〉 | koumi-sakuho
さくほの夏が待ってる。 第3号(2018年7月発行) 屋台が練り歩く「栄橋」の袂にて 左から/日向 正貴さん、高見沢 将さん、髙見澤 直保さん、小林 和照さん さくほを語ろう 祇園祭の若衆 ほろよい座談会 祇園祭のシーズンが近づいてきました。祭りがつくり出す独特の雰囲気と、高揚感。皆さんも子どものころ祭りで楽しい思い出をつくってきたことでしょう。脈々と受け継がれてきた祇園祭は、地元のアイデンティティーを示すものかもしれません。たとえ働き場所が町外であっても、自分の住む場所は“ここ佐久穂”。そんな佐久穂人も多いのです。佐久穂を愛し、祭りを担う皆さんに集まってもらい、佐久穂と祭りを語っていただきました。 Q:勤務先は佐久市の方が多いようですが、佐久穂町に住み続ける理由は 髙見澤直保さん (以下髙見澤直) 昔からの仲間がいるから。 住みやすいし出る理由が見当たりません 高見沢将さん (以下高見沢将) 自分は3人姉弟の長男で、 当たり前のように住んでいます。 佐久穂町を出ようと考えたこともないですね。 日向正貴さん (以下日向) 東京で働いていましたが、 子どもを保育園に入れようと思ったところ、 待機児童が600人といわれ、 安心して預けられる地元に戻ってきました。 Q:中部横断自動車道が開通しました。 利用は 髙見澤(直) 毎日 (佐久市へ) 通勤に使っています。 早いし快適で、(慣れてしまった)今となっては信号ある道路は走れませんね (笑)。今日、集合時間に間に合ったのも、 中部横断自動車道を使ったからなんです。 日向 通勤もそうですが、開通で大きい影響と言えば、実家が動いたことですね。 道が通るに当たって、立ち退きの話があって、おかげで新しい家になりました。決まったのは自分が東京にいる頃で、『引っ越すから』といわれ、最初、意味が分かんなかったですね(笑)。通勤だけでなく遠出もしやすくなりました。 高見沢(将) 職場は臼田なので、 通勤には使いませんが、新しい道を走る人が増えたことで、 国道が以前より混雑しなくなりました。ある意味、恩恵です。 日向 通勤もそうですが、開通で大きい影響と言えば、実家が動いたことですね。 道が通るに当たって、立ち退きの話があって、おかげで新しい家になりました。決まったのは自分が東京にいる頃で、『引っ越すから』といわれ、最初、意味が分かんなかったですね(笑)。通勤だけでなく遠出もしやすくなりました。 高見沢(将) 職場は臼田なので、 通勤には使いませんが、新しい道を走る人が増えたことで、 国道が以前より混雑しなくなりました。ある意味、恩恵です。 Q:佐久穂町の好きなところは 小林和照さん(以下小林) 自然豊かなところ。これしかない。子どもがのびのびと遊べる環境が整っているのがいいですね。 髙見澤(直) とにかく自然が好きなんで。 趣味で釣りをするので、千曲川をはじめ、釣りをするには最高の場所です。行こうと思えば、すぐそこに川がありますから。 高見沢(将) ほのぼのとした雰囲気が好きです。ほどよく便利。ツルヤもモスバーガーもあるし。 日向 歩いて千曲病院にも行けるし(笑) 。 Q:祇園祭の思い出や、祭りへの思いなどを聞かせてください 小林 妹が祇園祭の日に生まれたので、 お祝いで寿司が食べられる日というか、一年の中でもうれしい日でした。祇園祭には高校生の時から携わってきましたが、大変なこともありますが、やる側は楽しいです。見ている側であれば、〝しめきり〞の意味も分からず見ていたと思いますが、やる側になって初めて知ることもたくさんありました。 髙見澤(直) 祭りの楽しみといえば出店。子どもの時、小遣いを握りしめて、東町の出店にいきました。酒臭いおじさんが屋台を押している印象はありましたが、太鼓を打つ姿が格好いいなと思っていて、いつか自分もやりたいなあ、なんて思っていました。 高見沢(将) 昔は今よりも華やかだった気がします。 昔は、7月27日が宵祭り(前夜祭)28日が本祭と日にちが決まっていて、他の市町村のお祭りと開催日が必ずずれていたのですが、今は7月末の金・土曜日に開催される様になり、他の市町村の祭りと重なってしまい、 そちらに行ってしまう方が多いのが残念です。 だからこそ、 一層盛り上げて守っていかなきゃ、という使命感は持っています。 髙見澤(直) 自分たちがわくわくしたように、今の子どもたちにも、自分たちが体験したような楽しい思い出をつくってあげたいと思っていますね。 Q:佐久穂町の祇園祭はどんな祭り 高見澤(勝) もともとは東町以外の3町でやっていたそうなんですが、相生が〝男屋台“、私の翠町が〝女屋台”柳町が〝男屋台〞と言われています。翠町の屋台には格子が掛かっていて中が見えない。羽目をはずすことはやってはいけなくて、〝品よく〞と教えられました。4町ごとによって演奏して良い曲といけない曲が決まっているんです。 高見澤(直) 翠町の後に続くのが相生町なんですが、相生の後ろの東町から〝女屋台〞を守るのが僕らの役目。女屋台に追いつかれないように時間を稼ぐんです。とはいっても、屋台をぶつけちゃいけなので、ぶつからないようにうまくやらないと。 日向 とにかくちゃんと叩けと言われています。東町に入ったら、激しい曲をエンドレスで叩きました。有志をもらっている店の前では、演奏を見せるんです。子どもの時は、理由は分かっていませんでしたが、自分が携わって初めて分かりました。 Q:今年の祇園祭への意気込みを 高見澤 (直) 祭りとして自分たちが楽しむだけでなく、神事だということを意識しながらやっていこうと思っています。 高見沢(将) 高野町祇園は若衆が運行し、皆40歳ぐらいで卒業します。しかし、翠町は父が祇園の現役だった頃、若衆だけでは人数が足りなくなり、それ以来、翠町の常会で運行する様になったそうです。なので、うちだけ年代が幅広い。せっかく長く携わらせてもらえるので、伝統を守っていくことを使命にやっていきたいです。 日向 35歳で定年といわれていましたが、 人がいないので、今年からお手伝い役として携わっていきます。 一人でもいいので、新人に入ってほしいですね。入ってもらって新しい風を吹き込んでもらって、次の世代に繋げていきたいですね。 小林 まずは競り合いなどでケガなくやることです。東町は特に人手不足なので、 新しい人に入ってもらいたい。4町で力を合わせて町の盛り上がりをつくりだしたいです。 高野町祇園祭概要 高野町祇園祭は、毎年七月下旬に開催されます。一説には江戸時代から四百年続いているともいわれていますが、起源は明確ではありません。高野町諏訪社に鎮座する「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」のご神体を納めた神輿を先頭に、宵祭り、本祭りの二日間、四台(柳町、翠町、相生町、東町)の屋台が疫病退散を祈願し、大太鼓、締太鼓、鼓、笛、三味線で奏でるお囃子とともに、6か所に張られた「注連縄(しめなわ)」を切って回ります。以前は高野町地区のみのお祭りでしたが、今では伝統的な町のお祭りとして住民に親しまれています。今年は7月27日(金)・28日(土)に開催されます。 ■参加者プロフィール 髙見澤 直保さん (37歳) 佐久西小・佐久中卒 会社員 佐久市内勤務 高見沢 将さん (41歳) 佐久西小・佐久中卒 佐久市内病院勤務 日向 正貴さん (37歳) 佐久西小・佐久中卒 佐久市内メガネ販売店勤務 小林 和照さん (31歳) 佐久中央小・佐久中卒 自営業 ※年齢、勤務先等は発行時のものです。
- われら、さくほ人〈第4号〉 | koumi-sakuho
われらさくほ人 この地に生まれ、プロとしてこの地で輝く者達の深掘りストーリー! ※この座談会は、さくほ通信1号(2017年)から8号(2020年)の紙面に掲載した内容の再掲で、年齢等は掲載時のままです。 仕事に、子育てに、 ここ(佐久穂)だからいい 第4号(2018年12月発行) 株式会社トモノ 設計部部長 伴野 さゆりさん [佐久佐久西小・佐久中卒 39歳] 「好き」から自然とこの道へ 子どものころから何かを作ることが好きだった。外で基地を作って遊んだり、色んな工作を楽しんだ。内装の仕事をしていた父の影響から家の間取り図などに興味を持ち、自然な流れで住居設計やデザインを学ぶ大学へ進学した。卒業後はハウスメーカーに5年間勤務。「株式会社トモノ」の代表取締役である伴野健治さんとは26歳のときに結婚。祖父から続く鉄工所から健治さんと住宅部を立ち上げた。現在は、二級建築士、インテリアコーディネーター、福祉環境コーディネーター二級などの資格を持つ住宅設計部長として、「株式会社トモノ」を支えている。 「結婚・出産を機に、家事のしやすさや動線、収納など、説得力を持って設計、デザインの仕事に関われるようになりました。女性目線を生かし、お客様との絆を大事にしながら、快適な家づくりのお役にたちたいです」とさゆりさん。 ただ今、奮闘中 現在は小6、小4、小2と、3人兄弟のお母さん。子どもが小さいころは、町の子育てランドでママ友と情報交換をしたり、茂来館や元気が出る公園など、子どもがのびのびと遊べる環境が多くとても助かりました。みんなさゆりさんに似て工作好き。休みなく忙しいお母さんに代わって、お風呂掃除、お米とぎ、料理などの手伝いをしてくれる優しい息子たちに成長している。 少年野球チームに所属する3人のために、休日のお弁当、夜の洗濯は必須。なるべく都合をつけ、試合の応援に駆け付ける。「賑やかすぎる毎日なので、子どもたちが眠った9時過ぎに、静かにお茶を飲んでおやつを食べる時間が至福です」とさゆりさん。 これからの夢や目標をたずねると「山とか庭園とか落ち着ける静かな場所で、何も考えずゆっくりしたいかな」と、母として日々子育てに奮闘する姿をにじませた。 女性目線を生かし、こだわりの家づくり これまで「トモノフェス」といった感謝祭やワークショップを開催し、お客さん、OB、地域とのつながりを大切にしている。“女性設計士と直接話せる家づくり”を強みに、きめ細やかなプランを提案。「高断熱高気密などの基本性能にこだわり、設計施工に妥協はしません。そこに「お客様の要望や好きなデザインなどの愛着を取り入れ、バランスの良い家づくりを考えています」。 地域に愛され、長く信頼される会社を目指し、今日もお客さんと真摯に向き合っている。 佐久平にある「トモノデザイナーズマーケット」で打ち合わせをするさゆりさんとご主人の健治さん[佐久中央小・佐久中卒 37歳] ※年齢、肩書等は発行時のものです。